身も蓋もないことを言えば「マラソンは時間やお金に余裕がある人ほど成長できる」

伊豆高原での宿直中に、体重がしっかり増えてしまいました。客室清掃で肉体労働をしていて、さらに毎日10kmほど走っていましたが、1日3食で年始はおせちの残りなどがあって、脇腹あたりの贅肉がひどいことになっています。といわけで、愛媛マラソンに向けて少しばかり減量を。

愛媛マラソンはサブ3.5が目標なので、そこまで減らす必要はないのですが、さすがに今の体重は重すぎます。もっとも1日2食に戻して、UberEatsの配達もしておけば自然と体重は落ちていくはずです。早速今日からUberEatsの配達をする予定です。明日は映画を観たいのでお休みですが。

愛媛マラソンまで1ヶ月なので、ここから距離を積むことはできません。なので、筋トレ中心に刺激を入れて、あとはHIITを組み合わせる感じで調整しようかと。ただ、ライティングの仕事も宿直の仕事もしばらくないので、UberEats中心になるかもしれませんが。

伊豆高原に美味しいお店が多いというのもありますが、やはり食べすぎですね。この食いしん坊な性格をなんとかしないことには、永遠に体重計との戦いになりそうです。ただ、速く走ることよりも、美味しいものを食べることの方が優先順位が高いので、これはもう仕方がないのかも。

練習時間を確保すればいいんですが、走るよりも仕事をしていたいわけで、私の中でランニングというのはそこまでプライオリティが高くないのかもしれません。フリーランスという立場が、私をランニングから遠ざけているのかもしれません。走ることに集中したいなら会社員が1番です。

そう考えると朝と夕方に練習して日中に仕事をする実業団というのは良くできた仕組みです。もっとも今どきの実業団だと、仕事をしないチームもあるのでしょうから実質プロみたいなもんですが。とにかく、マラソンは生活が保障されてこそできる競技なわけです。

マラソンに限った話ではなく、スポーツそのものが生活に余裕がある人のものなんですよね。日々の生活が苦しい人には、スポーツなんてやっている余裕はありません。国によってはスポーツだけが貧困から抜け出す唯一の方法だったりしますが、それはよその国の話。

正月太りなんて言葉があるような豊かな国では、スポーツは基本的に趣味的な位置付けになります。そして生活に余裕がある人、お金を持っている人ほど速くなりやすい。ただ、お金を持っている人ほど、走力を上げるのを阻害する誘惑があります。不思議なことに私はお金がないのに誘惑が多いのですが。

ランニングシューズひとつ買うのだって、生活に余裕がなければ厚底×カーボンプレートのシューズ(ワークマンを除く)を手にすることができません。統計を取ったことはありませんが、おそらく収入が高い人ほどマラソンのタイムが速いという相関関係が、厚底シューズが出てきてからより強くなっているはずです。

もちろん、お金持ちがみんな速く走れるわけでもなければ、貧しいから足が遅くなるというわけではありません。あくまでも理屈の上での話で、当然個人差があります。ただ、多くの人が感じているはずです。「もっと収入があったら、もっと練習できて、もっと速くなるのに」と。

でも、与えられた環境の中でベストを尽くせば、本当はそれで十分なんですよね。逆に言えば生活に余裕がないことは、ベストを尽くせていないことへの言い訳みたいなもの。もっと時間があればとか、もっと高性能なシューズを買えればとか、いい大人の語ることではありません。

食べ過ぎるのを抑えれたらなんて、私は欲望の塊ですと言っているようなもの。実際に欲望の塊みたいなものなので、間違ってはないのですが。ただ、それに抗いたい気持ちもあるので、ここから愛媛マラソンまでは程よく節制して、ベストコンディションでスタートラインに立つとします。

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