愛媛マラソンは絶対にサブ3.5を出さなくては行けない大会。ある意味、コロナ禍の総決算のような意味合いもあるので、なんとしてでもサブ3.5を余裕で達成したいところです。なので厚底シューズで走ろうと思うのですが、どうもしっくりきません。
履いたのはアディダスの「Adizero Adios Pro 3」とアシックスの「METASPEED+」。どちらもシューズレビューもしていて、良いシューズなのは理解しているのですが、どうも今の自分の走りにプラスになるように思えません。
湧き上がってくるものがないんですよね。そもそもキロ5分で走ろうというのに、どちらもシューズがオーバースペック。正直なところワークマンのカーボンプレートシューズで走ったほうが、良い結果になるような気がします。
シューズがやる気を出してくれないんですよね。魂が入っていない感じ。それはシューズに問題があるのではなく私に問題があります。ちょっと気が抜けているというか、自分を信用しきれていないというか。だからシューズが応えてくれない。
どこかに迷いがあるのかもしれません。そもそも私は裸足ランナーだったわけで、シューズに頼ってサブ3.5を達成するということに「それでいいのか」という迷いがある。そもそも国宝松江城マラソンではサブ4用とされるシューズでサブ3.5を出しているわけでして。
これがサブ3チャレンジだというのなら、厚底シューズを出してくるのもわかります。でも、サブ3.5のために高速レース用シューズを履くのはどこかちぐはぐした感じがあります。心技体のバランスが悪いんですよね。
いろいろやらなくてはいけないことを抱えているのも、多少なりとも影響しています。愛媛マラソンだけに集中できているわけではないので、心が追いついていかず、練習も気持ちが入らない。だからシューズもやる気を出してくれないのでしょう。
頭では理解できているのですが、そうはいってもやることがなくなるわけではないので、今はコツコツジョグと筋トレを続けるだけ。流れが変わるの待ちという、ちょっと他力本願みたいなところがあるのですが、今回だけは仕方ない。
どこかでスイッチが入るとは思うんですよ。2月4日のシューズトライアルで運命的なシューズに出会って、スイッチが入るというのが理想ですね。そうです、クリールのシューズトライアルが2月4日に開催されるので、シューズ好きの人はお忘れなく。
軽いシューズが好きなので、クッション性を無視してAdizero Takumiという選択肢もあるんですが、スピードを出しすぎるのもよろしくないわけでして。そう考えるとサブ3.5を狙うシューズというのは意外とみつからないものです。
もっともサブ3.5なんてワークマンの980円シューズでもAdizero SLでも達成できるわけですから、難しく考えずにフィーリングが合ったシューズを履けばいいんですけどね。そんなことよりもここからどうやってコンディションを上げていくかのほうが大事。
体もまだまだ重たいですし、間違ってもキレがあるとは言えない状態。そして、まったくスピードを出していないので、レースになってどれくらいのペースで走れるかもわからない不安。それでもやるしかないんですけどね。