東京マラソンのトイレ問題について考える【罰を最大化する】

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東京マラソンのスタート地点での立ちションが問題になっていますが、あの画像を最初に見たときにはフェイク動画かと思ったのですが、ここまで問題になるってことはフェイクではなく事実だったんですね。それでも違和感は拭えませんが。

それはともかく、国内ではコース上で立ちションをする人は以前に比べて大幅に減っており、ポイ捨てをしないくらいのレベルで浸透しているものだと思っていました。少なくとももう何年もそういう光景を見ていなかったので、日本では絶滅したのかとも思っていました。

なかなかの啓蒙活動が行われており、このようなことが起きているなんて正直信じられませんでした。こういう書き方をするとメディアは外国人差別として叩かれるため書かないだと思いますが、私が見た映像ではそのほとんどが外国人のように見えました。

別に外国人ランナーが悪いと言うつもりはありませんが、啓蒙活動が実施されている国内のランナーが立ちションをするというのはあまり考えられず。もっとも東京マラソンは初マラソンという人も多く、立ちションが恥ずかしいことだという意識がない人がいるというのも否定できません。

外国人やマラソン未経験者などが多くいる大会だと、どれだけ啓蒙活動を行っていても意味がないという証明にもなってしまいました。だったらトイレを増やせばいいじゃないかという人もいるかと思いますが、それは無理というものです。

移動式トイレはマラソンの経費の中でもかなり大きな部分を締めており、これ以上増やすとなると参加費がさらにアップします。そして、そもそも東京マラソンのトイレはそこまで少なくはありません。少ないと言っている人もいますが、別にその人がスタート地点のトイレ数を数えたわけでもありません。

東京マラソンのトイレはスタートエリアから見えにくいところに設置されており、トイレが少なく感じやすいというのもあります。私は1度だけ東京マラソンに参加していますが、最後尾スタートしたときには、意外とたくさんのトイレがあると感じたのを覚えています。

もちろんトイレの台数を増やせればいいんですよ。でもそれは現実的ではありません。できる範囲でどれだけ効率的にトイレを使うか。どうやって配置するか。そこはまだまだ考えていく必要もありますが、そんなものは東京マラソンを運営する賢い人たちがずっと考えているわけです。

ではこのままでいいのかというと、もちろん対策はすべきですよ。でもそんなに難しいことではありません。立ちションをしたら失格を徹底すればいいんです。なんだったら逮捕でも構いません。とにかく厳罰を与えることを明言しておき、申し込み時に承諾させておけばいいだけ。

もっと極論を言えば「立ちションは死刑」でもいいんです。こう書くとお前は死刑を容認するのかみたいな話になりますが、別に死刑を容認しているわけではなく、厳罰を与えれば間違いなく東京マラソンから立ちションはなくなるという話をしたいだけです。

そこまでしないにしても、「立ちションは即失格」でいいんです。それで数十人スタートできなかったら、それがニュースになり、東京マラソンのニューノーマルになるわけです。もしかしたら、次回はそうなるかもしれません。

生理現象なんだから無理を言うなと思うかもしれませんが、立ちションをしているのは男性ばかりで、女性は我慢できているわけです。試しに立ちションは失格というルールにしてみるといいです。すべてのランナーが我慢しますから。やればできるんです。あとはやるかどうかだけ。

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