大人しくできず自ら泥沼に足を踏み入れる【鳴いて撃たれる雉】

目立たず大人しくしていようと思ったんですが、どうもかくれんぼが苦手なタイプらしく、でしゃばってすぐに目をつけられてしまいます。はい、エスコンフィールドでもやってしまいました。ファイターズのスタッフさんにばっちり覚えられてしまいました。

あまりにもよろしくない情報発信をしているから、それじゃダメだよと何度もエスコンフィールド内のメッセージツールを使って改善案を送ったら、担当者と責任者であろう人が三州屋までやってきてしまいました。大人しく見えないところから支えるキャラは短命で終わってしまいました。

まるで社会人1〜2年目みたいな鋭さを見せてしまい、かなり反省しています。ただあの頃と違うのは、自己満足のためにナイフを振るのではなく、自分以外の人たちのために意見するということでしょうか。それは成長なのか丸くなったのかはわかりませんが、今の自分が嫌いじゃないのでいいとします。

ただ、なんで大人しくできないんだろうかと、我ながら不思議に思うんですよね。だって目立たなかったら楽に働けるんです。自分の責任なんて感じることなく、ただ与えられた仕事をこなしていけば、1日8時間労働で安定した生活ができ、趣味も充実する。

あるメディアからメールベースで取材を受けているのですが、それもどうやら根本的な方向性が間違っているように感じたので、論理的に説明するために長文のメールを返してしまいました。それで30分奪われるわけです。取材なんて断ってしまえばいいのに。

でも、誰かの役に立つならって思ってしまうんです。少なくとも自分が動くことで、組織が悪い方向に向くのを阻止できるなら黙って見過ごすことができません。それは正義感とも違うもので、ただ見て見ぬ振りができないだけなんですけどね。

こういうでしゃばったことをしていると、いつか後ろから撃たれることは47年も生きていればわかります。だから、今回は少なくとも三州屋の枠を超えないようにと思っていたのですが。もっともFビレッジハーフマラソンに絡んだ時点でもう半歩踏み出していましたけどね。

北海道に行ったら人生が変わるんじゃないかと少しだけ思っていましたが、変わるどころの話ではなくなりそうな気がしてきました。ずっと蓋されて生きてきたんじゃないかと思うほど、自分の長所を活かして働けているので。

ただ、自分が思った以上に打算的な人間だということに、気付かされたりもしました。細かく書くことはできませんが、ちょっとしたミスがあって警備員の方に叱責されることがありましたが、このとき私が思ったのは「でかいチャンスが来た」でした。

叱られたことは仕方ないことだったのですが、こうやって叱ってくれることで警備員の方と繋がりができたわけです。時間をおいて謝りに行くことで、警備員の方には「三州屋はしっかりしている」と思ってもらえるわけです。

これをチャンスだと思える人は、どうやらかなり少ないようで、私が謝りに行こうとしたときに、「そこまでしなくて大丈夫だよ」と言う人がいて、見ているところが随分と違うんだなと。大丈夫かどうかなんてどうでもよくて、このチャンスを活かすかどうかで人生が変わるくらいの思いだったんです。

でもそれを説明してもきっと理解してもらえないだろうから、そこは大人しく黙っていました。やればできる子なんです。でも、自分がちょっと変な子であることもわかってきました。そしてその変なところが、北海道と相性がいいように思いはじめています。ただ撃たれないようにだけは気をつけておきます。

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