裏方の仕事【報われないことも多いけど、むしろそれが嬉しい】

念のためにと思って、深夜になってエスコンフィールド七つ星横丁の営業カレンダーを作っておいたら、翌朝5時台に「カレンダーできる?」というLINEが。さっそく送ったら喜んでもらえたんですが、対戦相手がわかるほうがいいという要望が。

なんとなくそうなるかなと思っていたのですが、面倒だったから営業時間だけをまとめていたんです。でも対戦相手で売れ行きが全然違うらしく、仕入れのためにも対戦相手はわかったほうがいいということで、眠気まなこで追加作業。

誰にも評価されない報われない作業なんですが、自ら「夜中の2時までかかって作った」とか言うのはかっこ悪いじゃないですか。だから私のかっこ悪さを知っている人が読みに来てくれる、ここでアピールしておこうかと。

エスコンフィールドでは完全に裏方の仕事です。こういう思いっきり裏方の仕事って好きかもしれません。誰も評価してくれなくても、きちんと仕事を仕上げるのって職人っぽくていいじゃないですか。報われないのって好きですし。

北方謙三さんの影響を強く受けている気がします。北方謙三さんの歴史小説は「報われない男」がひとつのテーマで、それぞれが自分の正義を掲げてぶつかり合う。でも魅力的な男ほど報われないんです。あっけない死を遂げたり。

人生の終わり方を選べるなら、北方謙三さんの描く岳飛や王進のようでありたい。もっとも私はそんな魅力的な男ではなく、人知れず消えていくのでしょう。ただ墓標に文字を書けるなら「最後まで全力で駆け抜けた」としてもらいたいところ。

さすがに表に出るタイプでないことは47年も生きていればわかります。もちろんそれを卑下するわけではなく、適材適所だというだけのこと。私は表に出る人たちを支える人間でありたい。自分のためのやりたいことなんてひとつもありませんから。

裏方の仕事は1人で黙々とすることが多く、私はその時間が好きなんです。よく考えたらライティングも裏方仕事なんですよね。名前を出すこともありますが、私の個性などが表に出ることはほとんどありません。でも誰かの役には立っているわけで。

ただ、誰かの役に立つというところが好きかというとそうでもなく、黙々と何かをやっているのが好きなだけ。まずは黙々と打ち込むことがあって、それが誰の役に立っているならなお嬉しいというところでしょうか。

もちろん面倒だと思うこともありますよ。聖人君子ではありませんので。昨日もあるテレビ局から取材の問い合わせがあったのですが、正直なところ「今やってる場合じゃない」んです。でもランニング関係の問い合わせだったので無碍にはできず。

どうして自分で自分の首を絞めてしまうのか。でも、そうやってやるべきことが無数にあるのも好きで、多少プレッシャーがあるくらいがちょうどいい。ひとつずつ終わらせていくしかないので、とにかくコツコツ作業をする。それがなんとも楽しものです。

報われないことが多いとお伝えしましたが、それでも見ている人は見ているものです。報われないことも100や200も積み重ねれば礎になり、そこから新しい展開が必ず待っています。スポットライトは当たらなくても必要としてくれる人がいる。それでいいじゃないですか。

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