自分らしい筋肉が戻ってきた【そこそこ走れるようになったぞ】

伊豆高原合宿(宿直の仕事です)の練習最終日も坂道を走ったのですが、足の見た目がずいぶんと以前の自分のようになってきてたのもあり、思い切って何本か坂道ダッシュしてみました。イメージしていたよりも走れて安心です。

筋力は70%くらいまで戻ったかもしれません。持久力はそう簡単に落ちないことを考えると、おそらくFビレッジハーフマラソンは問題なく走れるはず。もっとも裸足でペタペタ走るから、タイムはまったく気にしていませんが。

足の筋力が戻ってきて感じるのは、ムダに太いということ。これは以前からもそうだったのですが、今は2ヶ月も栄養を貯め込んだあとなので、余計に筋肉が付いているようで、とてもランナーの足とは思えません。サッカー選手ならちょうどいい感じ。

筋肉の付き方って、思春期にどんなスポーツをやってきたかで変わると思っています。私は少年野球やハンドボール、水泳、サッカーをやってきたので、全身筋肉が付きやすく、ランナー向きの体型ではありません。これは私にとってハンディみたいなもの。

ただ、これらのスポーツをやってきたから今の自分があるとも言えるわけで、必ずしもネガティブな結果だけを生み出しているわけではありません。積み上げてきたものがプラスにもマイナスにもなる。そして、それが個性になるわけです。

太くて短い脚も私の個性。それが活かされる場面もあるわけです。どこで活かされるのかはわかりませんが、この武器しか与えられていないので、この武器で戦うわけです。どれだけ願ってもロトの剣を手に入れることはできませんので。

私の武器が活かされるのはどこかを冷静に考えると、それは比較的短い距離なんじゃないかと考えています。1マイルとか段数の少ない階段レースとか。加速するタイプの競技のほうが自分にはきっと適していて、そういうレースも増やしていきたいところ。

ただ、いまさら陸上トラックを走るような大会に出たいとは思いませんし、勝ちにこだわれないタイプなので誰かと競うのは苦手。私はあくまでも自分を超えていくことしか考えていません。いつでも自分史上最高の自分でいるために。

そういう意味ではこの2ヶ月は本当に苦痛でした。垂れてくる脇腹に耐える日々。体重計に乗ることも拒否して、現実から目を背けてきたわけです。でもここからは少しずつ改善していけるはず。北海道の仕事も私がいなくても回ることがわかったことですし。

今から走り込むことができれば、愛媛マラソンには間に合います。秋の万里の長城マラソンは完走できればOKというところでしょうか。台北マラソンもタイムを狙うわけではなく、42.195kmを思い出す走りができればいいかなと(そもそもハーフマラソンを走るかもですし)。

体が戻ってくると、いろいろ夢を見れるものですね。ここまではそれすらできない状態でしたので、先のことを考えられるようになっただけでも伊豆高原に来た価値があります。筋肉は裏切らないと言いますが、まさにそのとおり。

まだまだ走れると言える体ではありませんが、ここからしっかり絞れば3時間ちょっとで走れる体に戻るはず。そのためにはとにかく積み重ねることです。夏までは月間走行距離がわからなくなるまで走る。サブ3の未来はきっとその先に待っています。

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