GWが終わりました。ただひたすらにはたらいて、程よく走った日々でしたが、フリーランスになってからは「連休は働くもの」という考え方になってるので、休んでいる人を羨ましく思うこともなく、むしろ仕事があるということをありがたく感じています。
そんなGWですが、メインは宿直の仕事でしたが、北海道の仕事もしていますし、ライティングの仕事もしています。食事の時間と寝ている時間、そして走っている時間以外はすべて仕事。やるべきことはいつも通り山積みなので、常に脳がフル回転状態です。
もちろんそれが嫌だというわけではなく、むしろ楽しんでいるわけですが、3つというのが多いかなと。もし、ここに別の仕事が入ったら、もう完全に崩壊します。たとえば万里の長城マラソンとか。来年はまさにそんな状態になるわけです(もしかしたらこの秋から)。
人にはそれぞれキャパシティがあり、「それくらい余裕でしょ」という人もいるかもしれませんが、私には今の仕事量がちょうどコップから水がこぼれないギリギリのところになります。実際にこの数ヶ月で何度か水をこぼしてしまいましたし。
限界が見えたというのは、私にとってかなりプラスになりました。限界なんてないと言い聞かせてきましたが、それは理想であって現実ではないわけです。私も人間であり、できることとできないことがあります。1日は24時間しかありせんから。
あれもこれもやりたくても、物理的にできないことがあるわけです。CPUも昭和時代に製造されたものなのでかなり古いですし。実はそれが1番問題かもしれません。以前のように思考に瞬発力がありませんし、ひらめきも減っています。
お金の話もしておきましょう。それだけ働いていたら、さぞかし稼いでいるのだろうと思われるかもしれませんが、私の年収なんて新卒に毛が生えたくらいのものです。基本的に1日1万円の稼ぎとしているので、年商360万円がいいところ。経費があまりかからないので、手取りがそれなりにありますが。
これは仕事が幾つに増えたところで変わりません。私は時間を切り売りして稼いでいるので、減ることはあっても増えることはなく。きっとビジネスに長けた人だと、不労所得を増やせとか言うんでしょうが、もうビジネスの舞台からはとっくに降りているので気にしません。
もっと稼いだら、好きなことできるじゃないかと言う人もいるでしょうけど、いま現在進行形で好きなことをして生きてるのに、これ以上何を望むというのでしょう。タワーマンションでの暮らし?優雅なランチ?そんなものすぐに慣れて飽きてしまいます。
人生で最高の瞬間は、思いっきり働いたあと、もしくは思いっきり走ったあとに飲むビールのひと口目。今の収入でも十分に実現できますし、不労所得では味わえない瞬間です。働かざるもの食うべからずは、食事を美味しくするための言葉でもあるわけです。
みんな難しく考えすぎのような気がします。ビジネスを成功させるとか、プロジェクトを軌道に乗せるとか。目の前の仕事に対して、全力で取り組むだけでいいんです。それを誇ることなく、ただひたすらに積み重ねていくだけでいい。幸せはその先にあるのですから。
難しいことは頭のいい人たちに任せればいい。上に立つ人がそれに相応しくないと感じたら働く場所を変えればいい。全力で仕事と向き合っていれば、いまの時代は引く手数多です。ずっと仕事だけの人生になるので、それを誰かに勧めたりはしませんけどね。