隣町の長沼町まで走ってみた【これこそが北海道じゃないだろうか】

隣町の長沼町まで走ってみた【これこそが北海道じゃないだろうか】

昨日は仕事を完全にオフにして隣町の長沼町まで走ってみました。電車の路線はなく、バスも1時間に1本。距離は約13kmくらいということなので、往復ランでちょうどいいかなと。以前のブログで書いたように長沼町に興味津々だったので。

自分の足で向かった長沼町は想像の5倍も都会で、コンビニもあるしドラッグストアもあるし。でも、やっぱり好きな場所でした。空が近いし、山も少し先にあって運河も流れています。私が思い描いていた北海道の街が目の前に広がっていて正直ちょっと感動しました。

きっと北の国からの純くんはこういうところで、うだつの上がらない暮らしをしていたんだろうなと。そもそも北海道の印象が北の国から変わっていないのもおかしいけど、まさにそんな街が現在進行形であるわけです。もうテンション上がりっぱなしです。

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北広島で生活をしていて、北海道感がほとんどないんです。そりゃ冬には雪道に悩まされましたが、北広島は東京の延長線でしかありません。高層マンションもありますし、欲しいものは何だって手に入って、不便さがありません。

それはもう都会の暮らしみたいなもので、それに比べて長沼町は北広島へのバスが1時間に1本しかありません。では寂れているかというとそうでもなく、むしろ街にお金があるようにすら感じます。地方交付税交付金の活用方法が上手いのかもしれません。

町ではなく街として成立するギリギリの規模。それでいてジンギスカンのお肉が売られている肉屋さんがあるなどのローカルな感じ、街で暮らしていて、きっとギリギリ不便さを感じない絶妙な規模が私の心をくすぐります。

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正直わたしのようなならず者でも仕事を与えてくれるなら、いますぐにでも引っ越したいレベル。ただ物件の家賃が高くておそらく5万円前後かかります。そもそも賃貸物件が少ないので仕方ないですよね。でも五郎さんは何もないところに家を建てたわけで。

ドラマと現実を一緒にするなと思うかもしれませんが、私たちは自分で目にしたものに影響を受けながら生きています。私の人生の中で北の国からが消えてなくなることはありません。そして、そこに心を動かしているわけですから。

そして長沼町をいいなと感じているわけです。ここは田舎の人に共通する卑屈さがありません。パークゴルフ場が3つもあり、人生を謳歌している感じもあります。それでいて冬は寒さに耐えるだけの強さがあるわけです。

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住宅を確保できるのであれば、長沼町は間違いなく終の棲家候補になります。確定ではないのは私に何かあったときに後始末に困るということだけ。鶴巻温泉も嫌いじゃないですが、決定打に欠けるというのが私の感覚で、それなら長沼町のほうがいい。

もっともまだ深いところまではわかっていません。現時点で感じるのは予算の使い方がうまい自治体ということです。それはもちろん安心感があるという意味で。あまりにも理想郷すぎて、本当にここでいいのか迷うレベルです。

もう少し何度か通う予定です。今度はもっと山側も見たいので、往路はバスになるかもしれませんが。でもそこを見たら本気で移住を考えてしまいそうです。そうなるとあとは収入だけですね。むしろそこが最大の関門かもしれません。

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