やっぱりシリアスランナーは走り過ぎなんだと思う【サボりのすすめ】

昨日は休足日ということでランニングは朝ランだけ。休んでないと言われそうですが、朝ランは自分のコンディションを確認するのと、朝の仕事をスムーズに行うためのルーティンのようなもので、毎日ご飯を食べるのと同じくらい大切なことなので。

北海道ではこの朝ランをきちんとできていなかったのが、諸々の失敗に繋がっている気がします。どんな仕事をしていてもランニングは自分をリセットするのに必要な作業で、それをしていないと整わないような気がします。

困ったことに伊豆高原の仕事は朝ランできそうにない勤務体系なのですが、休みの日くらいは朝から走ろうかとは思います。先のことはいいとして、こうやって休足日を設けるようにしたのは、Amazfitのランニングウォッチがコーチしてくれているから。

このコーチは週に2回の休足日を設けています。本当は完全に休んだほうがいいのはわかっていますが、筋力の低下を感じているので、私はこの休足日に筋トレを入れています。本当は休んだほうがいいんですよ。そんなことは百も承知です。

でも筋力を維持しないと走れない年齢なんです。AIコーチはそのあたりまではわかっていないようで、トレーニングメニューは走るものばかり。出力まで計測できて、パワー不足がわかったら筋トレメニューを入れる。それくらいまでAIが進化するのはもう少し時間がかかりそうです。

ただ、こうやって走らない日を作るとシリアスランナーというのは走り過ぎなんだろうなと。どれくらいをシリアスランナーと呼ぶかの判断は難しいのですが、月間走行距離が300kmを超えるとオーバートレーニングになる気がします(エビデンスなし)。

もちろん走り込みが悪いと言っているわけではなく、走り込みによって得られるものと疲労のバランスを考えたとき、月間走行距離が300kmを超えると効率が悪いんだろうなと。トップアスリートが月間走行距離が1000kmになるのは、それに耐えられる体を持っているからです。

それに耐えられる体を何年もかけて作り、それでいて20代から30代という回復力がある年齢ということもあり、しっかりと走り込めるわけです。40代のシリアスランナーがそれを真似たところで、体に疲労が残るだけ。

そんなことをするくらいなら、体重を1kgでも落としたほうがよっぽど結果に繋がります。体重がどれくらいなのかにもよりますが、標準体重よりも5kgくらい軽いところまで落すことができれば、結果はおのずと付いてきます。

体重があまりにも増えすぎたことで、軽いことがいかに重要かを強く感じています。軽すぎるのはよくないという考え方もありますが、それは標準体重マイナス5kgくらいのところにある人の話で、標準体重よりも重い人は軽くするに越したことはありません。

月間走行距離を伸ばして体に高い負荷をかけるよりも、体重を落とす方がよっぽど健全です。走らないことには体重が落ちないという考え方もあるかもしれませんが、走って落ちる体重なんてたかが知れています。体重を落とすことと練習量を並列で考えないほうがいいです。

40代で困るのはそれでいて筋力を付けなくてはいけないということ。体重を落とすのに筋力をアップさせなくてはいけない。でも練習量は減らす……これは大いなる矛盾を含んでいます。でもやるしかないんですよね。自分ならやれると信じています。

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