
一昨日のことなのですが5日間で2.5kmしか走れていなかったものあり、体を慣らすために10kmのジョグをしてきました。かなり仕事が忙しくて、とても走れる状況でなかったのですが、ほとんど走っていないことが体にはいい休みになったのかもしれません。
ソール厚50mmのADIZERO PRIME X 2 STRUNGを履いて走ったのですが、3kmのラップタイムが4分18秒とランニングウォッチに表示されました。いつもどおりのジョグで、ちょっと体が軽かったのもあって、踏み込みだけ強くしたんですが、嘘みたいなタイムが出ました。
速く走るつもりはなかったんです。キロ6分くらいの感覚だったので、最初は間違いかなと思ったのですが、そこからもキロ4分台のペースが続きます。いろいろな要素が重なったのでしょう。忙しくて食事もあまり食べれてなかったのできっと体重も軽いはず。
ただ、ADIZERO PRIME X 2 STRUNGのポテンシャルには驚かされました。間違いなくこのシューズを履いたからそんなペースで走れたわけです。レビュー記事をもう1回書きたいくらいの衝撃ですが、想定していた以上にいいシューズだったようです。
昨日の記事にも書きましたが、アディダスの「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」を履いた女子選手が、世界最高記録を2分以上も更新しています。厚底シューズではナイキに遅れを取ったところがありましたが、今はアディダスのターンになりつつあります。
アディダスが「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」のようなシューズを開発できたのは、ADIZERO PRIME X 2 STRUNGのようなルールに縛られないシューズ開発をしているのも影響しています。縛りを設けないことで可能性が広がる。そのスタンスが「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」に繋がっています。
ただキロ4分18秒はシューズだけで出るようなペースではありません。あと3秒速いのがサブ3ペースになりますので、ジョグ感覚でそんなペースが出たとしたら、それは本気でサブ3を視野に入れてトレーニングをする必要がありそうです。
では、なぜそんなペースで走れたのか。それはやはり体重が大きいのかなと。体重計がないのでどれくらいの重さなのかわかりませんが、ここ1週間で朝食を食べたのが1〜2回くらいで、晩ごはんを食べれていない日もあります。
宿の仕事ってイレギュラー対応が多くて、そういうことをしていると食べそこねてしまうんです。下手したら1日0食なんて日があってもおかしくありません。それは確実に病んでしまうので、無理してでも1食はしっかりと食べるようにしていますが。
このペースで走れるなら、いわて盛岡シティマラソンのタイムは冗談抜きでサブ3.5も狙えるような気がしてきました。もっと長い距離も走らなくてはいけませんが、10月に入れば走行距離が安定しますし、キロ5分で走り続けられる足にはなるはずです。
やっぱり思うように走れるようになると楽しいものですね。北海道時代はランニングに関してのみいえば暗黒でした。走れていなから体調も悪くなっていく一方。その状態からはようやく抜け出せたような気がします。今度は痩せすぎてしまいそうでこわいのですが。
食に恵まれていたけど走る余裕のなかった北海道。食が楽しみなのに食べる時間がない伊豆高原。どちらが幸せなのかはわかりませんが、とりあえず以前の体型には戻りつつあります。53kgくらいでキープできるのが理想ですが、愛媛マラソン前には50kgを切っているかもしれません。