愛媛マラソンの目標はアスリート枠確保……サブ3とか言えないから

後半大失速したいわて盛岡シティマラソンですが、北海道で体重が5kgも増えて、Fビレッジハーフマラソンではひどい走りになったことを考えれば、むしろよくここまで戻せたと少しだけ安堵しています。やはりマラソンは体重が大切。

少なくとも標準体重以下でないと、それなりの走りはできないということを実感しています。でもそれはある意味で光であり、愛媛マラソンに向けてやるべきことがはっきりしました。まずは体重を52kgまで落とすこと。あと3kg軽くなればなんとかサブ3.5に届きます。

3kgは大変だとは思います。増えすぎたものを落とすのは簡単ですが、元からあったものを落とすのは簡単ではありません。ただ幸いなことに1月まで宿の仕事があるので、今の食生活を続けていれば、52kgどころか50kgも見えてきます。

そしてもうひとつやらなくてはいけないのは筋トレ。今回痛感したのはスピードを出せなくなっているということ。キロ4分50秒はなんとか出せますが、サブ3.5を狙うならキロ4分50秒を遅いと感じるくらいの筋力が必要になります。

ここで大事なのはスピード練習ではなく筋トレということ。サブ3.5にスピード練習は必要ないというのが私の考え方。スピード練習が必要になるのは、さらにワンランクアップを狙う段階になってから。それは十分な筋力が備わっている段階でもあります。

十分な筋力がないのにスピード練習をしても心肺機能への負荷はそれほど大きくなりません。そもそもスピード練習はスピードをつけることがメインではなく、スピード心肺機能を高めることがメインのトレーニングだと解釈しています。もちろんスピードも多少はつきますが。

伊豆高原の住まい近くには筋トレに適した公園があまりなく、これまで坂道を使った筋トレを2回した程度。ただ2回とはいえやっておいて良かったのは間違いありません。あれをやっていなかったら、サブ4ですら難しかったかもしれません。

このまま坂道での筋トレを続けるか、もう少しアレンジするかはこれから考えますが、合わせてピラティスもやらなくてはいけません。インナーマッスルが想像以上に弱っていて走りがブレています。今回走りながら感じたのは厚底は真っ直ぐ走ることが大切だということ。

真っ直ぐ走るのは当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、人間は2本の足で走るので意外と真っ直ぐ走るのは難しくて技術が求められます。そしてその技術の下支えとなるのがインナーマッスル、いわゆる体幹ですね。そこがだいぶ弱っています。

もちろん長い距離を走ることも大切ですが、サブ3.5ならそこまで重要ではありません。距離の積み重ねは必要ですけどね。それでも月間300kmあれば問題ないはず。それだけの時間を確保するのが宿の仕事だと難しいんですけど、コツコツ走ってれば勝手にその距離になるはず。

ということで愛媛マラソンの目標は来年もアスリート枠の確保となりました。きちんと課題をこなしていけば問題なく達成できるはず。ただ、まずはダメージを抜くことが最優先。とはいえ週末は万里の長城マラソン、翌週は天童でハーフマラソンなんですが。

一旦は体重増加は仕方ないとして、しっかり栄養のあるものを食べるとします。今回のダメージはそう簡単には戻らないでしょうから、リカバリーさせながら焦らずコツコツ積み重ねていきます。凡人にはそれしかできませんからね。

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