万里の長城マラソン2024をどうするか:日本だけビザ免除されていない

万里の長城マラソン2024のPVを作成しています。大枠はできたのであとは微調整するだけ。そして、昨日は万里の長城マラソンの常連メンバーさんが宿に泊まりに来てくれました。ただ、これを書いているのはそのさらに1日前なので、何が起きるのかはまだわかっていません。

ただ万里の長城マラソン2024をどうするのかという話にはなるはずです。悩ましいのがやはりビザの問題で、近々ビザ免除が再開されるという話だったのに、どうやら日本だけはまだビザが必要なんだとか。日本も中国人に対してビザを必須としているので、それを免除にしないと日本人のビザ免除はないそうで。

おそらく日本が中国人のビザ免除をすることはないでしょう。ビザを免除したほうが大勢の中国人がやってきて、インバウンドで経済が活性化します。でも、今でもオーバーツーリズムで困っているのに、これ以上外国人が増えたら完全にパンクします。

そんな状態ですので、万里の長城マラソン日本事務局としては、あと数年は日本人のビザ問題を抱えることになりそうです。とはいえ、旅行代理店経由で取得することもできるので、GWの開催なら10人程度は集まるかもしれません。

でも30人を超えることはしばらくなさそうです。そうなると大会に関係する費用は基本的に自腹。元々そうしていたので構わないのですが、日本事務局の予算が組めないとできることが限られてしまいます。ただ、数年は耐えるしかないのかもしれません。

とはいえ日本事務局で参加者を募集しないということはありません。参加したいという人には全力でサポートします。それは以前と変わりません。日本事務局はそのためにあるわけで、中国に行きたい人を増やすことが役割ですので。

参加人数の回復がビザ免除によって決まるというのは、無力感しかありません。もちろんSNSでの情報発信も行って、ビザを取得してでも万里の長城マラソンを走りたいと思ってもらうことが大切なのですが、それでもやはり限界があります。

しかも円安の問題もあります。これこそ、個人の力ではどうにもならない大きな問題です。何をするにしても以前よりも高くなり、北京のホテルなんて東京よりも宿泊費が高くなっています。北京に行くためのハードルが随分と高くなっているわけです。

いま思えばコロナ禍前によく100人以上の日本人を集めたなと、我ながらちょっと驚いています。当時は知名度ゼロからスタートして、徐々にその存在を知ってもらえるようになる。そして、参加者も右肩上がりに増えていった結果が100人以上。

ただ弱音を吐いているわけにもいきません。できないと諦めてしまったら、これまでやってきたことが無駄になってしまいますし、何よりも自分らしくありません。壁は高いほうが挑戦しがいがあるじゃないですか。乗り越えたときに気持ちいいじゃないですか。

努力すればすべて上手くいくというわけではありませんが、努力しなければひとつも上手くいきません。「参加してみたい」そう思う人を1人でも増やしていくこと。それを100個積み重ねたら、また100人の日本人が万里の長城を走ってくれるわけです。

そのために、常連メンバーにいろいろ話を聞いておこうかと。きっと有意義な時間になるはずです。ただお酒を飲んで終わるだけかもしれませんけどね(私はノンアルコールですが)。それはそれで未来につながりそうな気もしますが。

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