筋力は戻ってきたけど、心肺機能と筋持久力がまだ弱いというのが今回の台北マラソンではっきりしました。練習ができていないので、その中でも3時間41分というのは悲観的になるタイムではありませんが、現状のベストだったかというとそうでもなく。
ポラールもamazfit も3時間32〜33分があなたのポテンシャルだとしているので、いわて盛岡シティマラソンも含めて、レースそのものは失敗ということになります。ただ、現在地を把握しておかないことにはレース展開も決まらないので、失敗そのものは悪くありません。
大事なのはあくまでも愛媛マラソンで結果を出すこと。ここまでの2レースはそのためのプロセスであり、ここから2か月の過ごし方次第で、なんとかサブ3.5はいけるような気がしています。アスリート枠の確保は難しいかもしれませんが。
サブ3.5ならアスリート枠確保じゃないかと思うかもしれませんが、Bブロックスタートなので、スタートにロスが発生します。数十秒程度だと思いますが、その数十秒がネックになるというのが今の実力で、そしてそれを埋められるほどのトレーニングはできません。
ただ、お手上げとするのは癪ですし、簡単には終わらせるつもりはないので、具体的に何をするべきかを考えてみました。まず、距離を踏むことができそうにないので、トレーニングの中心をHIITにします。1週間に5回のHIITにジョグと筋トレを組み合わせます。
そうなるとHIIT+筋トレになる日も出てくるかもしれませんが、これはある意味チャレンジでもあるので、まずはやってみようかなと。そしてHIITは坂道を活用しようかと。というより、伊豆高原にはフラットでスピードを出せる場所がありません。
ただHIITは心拍数を上げることが目的なので、むしろ坂道が好都合です。20秒走って10秒で息を整える。多分最初は4セットもできないかもしれません。でも2週間もすれば適応できるはずです。そうやって心肺機能を高めておけば、後半の失速を抑えられるはず。
それに合わせて、体重を53kgまで落とすこと。食生活の見直しをして、しばらくは1日2食にすること。お腹がいつも空いてる状態にして、とにかく軽くなること。これでロング走ができない問題を解決します。結局、56kgの体重を42.195km運ぶ足がないわけです。
だったら53kgにしたら、何とかなる可能性はあります。根拠はありませんが、これとHIITの組み合わせで乗り切ることができれば、また違った景色が見えてくるような気がします。長い距離を走るのに、長い距離の練習が必要なくなるのが理想ですから。
選手寿命について最近考えることが増えています。自分は何歳まで走れるのか。70歳になっても走っていられるのか。できるだけ長く走り続けたいというのが私の希望。だから、燃え尽きないようにする必要があって、それでいてそれなりの成績も残したい。
矛盾したことを言っているのはわかっていますが、ひたすらに距離ばかり踏むというタイプのランナーにはなりたくはありません。ランニングを人に教えるにあたって「たくさん走れ」というのはとても簡単ですが、それは思考停止にもなりかねません。
論理的かつ効率的に自分の体のポテンシャルを引き出し、結果に繋げることが今の私が取り組むべきこと。楽して速くなるみたいな感じがあって、あまり声を大きくして言えませんが、無駄はなくした方がいいかなと。ただそれも結果を出してからということで。