万里の長城マラソン2024のエントリーを開始しました

愛媛マラソンで実家に来ているのですが、納期のある仕事がない状態なので、溜まっていた仕事をひとつずつ着手しています。今回絶対にやらなくてはいけなかったのが、万里の長城マラソンのエントリー開始。1時間くらいで終わるはずだったのですが、ちょっと手間取ってしまいました。

メールをSMTP経由で送信するようにしていたのですが、そこのプラグインがアップデートしており、問い合わせや大会のエントリーができなくなっていたり、プラグインのアップデートをしたらワードプレスが真っ白になったりと、冷や汗ものの作業を数時間。

ようやくエントリーできるようになったので、ここから参加者を募ります。おそらく参加者は10人以下。なんせ航空券代があまりにも高すぎて……トータルで15万円くらいかかりそうです。5万円以下で飛行機を予約できていた時代が懐かしい。

さらにホテルも1万円以上からとなっているので、もし今の時代に万里の長城マラソンを知っていたら、私は万里の長城マラソンに参加していたかどうかわかりません。だからこそ大事なのは15万円の出費に見合うだけの体験をしてもらうこと。

マラソン大会翌日の北京ガイドもそうですし、マラソン大会そのものも人生で初めてくらいの体験となってもらわなくてはいけません。ただ42.195kmを走るということは他の大会と変わりませんし、万里の長城を走るという喜びだけでは15万円は簡単には出せません。

できれば10万円以下で走れるようになってもらいたいところですが、中国の物価高とビザ取得が必須という状態が続く限り、その状態には戻らない気がします。物価高はどうやっても解消しないので、万里の長城マラソンはこれから10万円コースになることは確定です。

10万円以下になるとすれば、北京までLCCで行けるようになること。コロナ禍前までは天津にLCCが飛んでいて、LCCと新幹線でびっくりするくらい安く北京に行けたのですが、それも今のところ期待できそうにありません。

いずれにしても万里の長城マラソンはアジアの格安マラソンという立ち位置ではなくなりました。参加費だけは日本人に対して特別な価格を提示してくれていますが、その他の費用があまりにも高額すぎます。100人以上の日本人が参加するまで戻ることはもうないかもしれません。

でも私に希望がなくなったわけではありません。むしろ100人以上の参加者だとすべての人と向き合えるわけではなく、北京の魅力を伝えきれないという悩みも、参加者が少なくなることで解消されます。それがいいことなのかどうかはわかりませんが。

いずれにしても万里の長城マラソン2024のエントリー開始。昨年の秋もエントリー開始のアナウンスをしましたが、前回は参加者ゼロでもいいという気持ちでしたが、今回はさすがに数名はいてもらいたいので少しだけ緊張しています。

とはいえ、いまの北京は中国好きの人でなくても見ておくべきだと感じるほど大きく変化しており、アナウンスの仕方次第で10人以上の参加者だって見込めます。大事なのは集客のために動き出すこと。待つのではなくアプローチしていくこと。

そのうえで人が集まらなかったら、それはそれで仕方ないこと。やることはいつだって「ベストを尽くす」ことなので、できることを精いっぱいやって1人でも多くの人に北京の今を見てもらおうと思います。でも参加者が少なければ自分も走れ……いえ、何でもありません。

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