マラソントレーニングのほとんどがジョグなら、ジョグのフォームがとんでもなく大切になる

先日、アンダーアーマーが走りに悩みを抱えている学生アスリートを支援する活動「UA MISSION RUN」の取材に行ってきました。取材目的はアンダーアーマーがこんな活動もしているよと紹介するものなのですが、そこで学ぶことが多々ありました。

細かいことはまたタイミングを見て書くか、ランニングのレッスンなどで共有していきますが、そこで強く感じたのが「ジョグがすべて」ということ。マラソントレーニングのほとんどがジョグなわけで、そこで間違った体の使い方をしていたら、いくらポイント練習をしても得られる効果が小さくなります。

正確には強く感じたのは「正しい動きを身につける」ということ。そのために必要なのが動作の繰り返しというようなニュアンスの話があって、だったら「ジョグのフォームがレースのフォームに繋がっていないといけない」と考えたわけです。

なので、まずは丁寧に走ることを心がけていました。昨日の朝のジョグはシューズを履いて走りましたが、上体をまっすぐにしながら力も可能な限り抜く。実際にやってみると集中力が必要ですが、確かにこれは効果がありそうでした。

ただ、夕方に裸足ジョグを入れたときに、フォームを撮影してみたところ、スロー再生してみたら、どうも自分のイメージと合っていない感じがあります。走りそのものは軽く見えますし、膝のクッションを上手く使えていて、24時間走るならきっとそのフォームで正解なんだと思います。

でもいま私がやっているのは42.195kmをいかに速く走るかということ。そうなったとき着地の衝撃を膝で吸収するような走りはNGで、きちんと次の1歩につなげなくてはいけません。それはスピードを出さないジョグのときも同じ。

そこでまずは自分なりに理想のフォームを頭の中で再生。意識したのはおおね公園で何度も見た、東海大学の陸上選手のジョグ。軽く走っているのにしっかり足が上がっている感じを、しっかりイメージして体に染み込ませてからジョグ再開。

走り出した瞬間に「これでいい」という感覚と「これは無理」という感覚が入り混じります。おそらく私がこれから追求しなくてはいけないジョグのフォームはそれで正しくて、でも使う筋肉がまったく違うので足が耐えられないという状況です。

その前に6kmほど走っていたのと、縄跳びトレーニングをしていたのもあって、1kmも走りきれずにその日のジョグは終了。これは10km走れるようになるには、かなり時間がかかりそうです。でも今はそれをやれるだけの時間があります。

もし、そのフォームで10kmのジョグができるくらいの筋肉がついてきたら、ハーフマラソンくらいまでのレースなら走りが大きく変わる可能性があります。それまでにケガをしなければですが、5月のノーザンホースパークマラソンで変化を確認できます。

完全にゼロからの構築。ワクワクします。来年の愛媛マラソンが総括になるとしていますが、現状の延長線上では良くてサブ3がいいところ。でも私の仮定があっていれば、その先の景色も見えるような気がします。ただ、ワクワクするとオーバートレーニングになりがちなので気をつけます。

幸い、今週は天気があまりよくないようなので、しっかりと休みを入れながら、新しいジョグのフォームを体に染み込ませていこうと思います。本来は3月からトレーニング開始の予定で、2月はおまけみたいなもんなので、ほどほどに走るとします。

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