ランニングをしながら音楽を聞くメリットとデメリット

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NAHAマラソンを最後方から走って気になったのが耳にイヤホンをつけて走っている人がものすごく多いということです。わたし自身は音楽を聞いて走ることが基本的にないので余計に気になりました。

絶対に音楽を聞かないわけではありません。24時間マラソンの夜中にはラジオを聞くこともあれば、眠気覚ましに落語を聞いていたりもします。でも基本的に音楽はやっぱり聞きません。

目次

音楽を聞いて走るメリットは「リズム」と「リラックス」

音楽を聞きながら走るメリットは「リズム」でしょうか。今でこそ音楽を聞いて走りませんが、ランニングを始めたころはそういえばわたしも音楽を聞いていました。

iPod nanoに音楽を入れてBPMに合わせてリストを作ってそのリズムに合わせて練習をしていました。後方のランナーの多くがイヤホンをしているのは音楽をペースメーカーにしているのかもしれません。

もうひとつメリットがあるとすればリラックス効果でしょうか。いつも聞いている好きな音楽を聞いて走れば無駄な力が抜けていつも通りの走りができます。

どちらにしても自分のペースを守るために音楽が役に立つわけです。

音楽を聞いて走るデメリットは無限大

お、たまには真面目なに書いているやんと思った人、そんなわけないじゃないですか。ここは斜め45度からしか物事を見ることができない男のブログですよ。

はっきり言いますが、走るのにイヤホンはないほうが絶対にいいです。初心者がリズムを刻むのに音楽を聞く?そんなものは走っているうちに勝手に身に付きます。

最大のデメリットは音が聞こえないということです。ランニング中の自分の足音や周りの足音聞こえないですよね、イヤホンしてると。練習中の自分の足音すごく大事です。きれいに走っていれば足音もキレイですが、走りが悪くなると足音もドタバタします。

その変化をつかんで自分の状態を確認しフォームの修正します。正しい走りになったかどうかを把握するのはGPS時計ではなくやはり自分の足音です。

混雑している後方では人と人との距離感をはかるのも音が重要になります。イヤホンをつけていると後方からものすごい勢いで走ってくるランナーに気づかずコース変更してぶつかることがあります。

実際に思わぬコース変更をするランナーの多くがイヤホンランナーです。イヤホンをしていると自分の走りに集中できる分、周りがまったく見えなくなっているのかもしれません。

もう一度はっきり言います。イヤホンランナーは絶対に速くなれません。みんなが思っている以上にランニング中の聴覚は重要な役割を果たしています。

で、結局どうするのよ

たぶんメディアは音楽を聞いて走ることのデメリットを声を大きくして言えません。だって音楽プレーヤーメーカーは大事なスポンサー様ですから。わたしだってソニーがスポンサーしてくれるなら「音楽聞いて走れ!」って言うかもしれません(いや絶対に言わないけど)。

とにかく走るときに音楽を聞くのはやめてみませんか。走るときは五感を研ぎ澄ませてください。視覚だけに頼らず、空気の匂いをかぎ、足音を聞いて、足裏で感じる。あ、味覚だけは走るのに不要ですね…

「本当にどうしても音楽がないと走れないの」と美ジョガーに涙目で訴えられたら「可愛い子には優しくしろ」が家訓のわたしが涙目になってしまいますが、そういうときは「BackBeat Fit」みたいなイヤホン使ってください。

おすすめはしないけど、「BackBeat Fit」は周囲の声や音が聞こえる仕組みになっています。たぶんそういうイヤホンは他にもあると思います。どうしても音楽を聞きたい場合は外の音が聞こえる状態にして走るようにしましょう。

なんか宣伝みたいになったけどもちろんイヤホンメーカーの回し者ではありません。

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