天童ラ・フランスマラソンに出るために、2泊3日で天童へ。ラン仲間の実家に泊まらせてもらったのと、宿の仕事があったのでゆっくりとはできませんでしたが、いたるところで東北を感じることができて、気持ちはしっかりリフレッシュできました。
やっぱり東北の空気感が好きだということを再認識。人にはそれぞれ自分に適した場所がありますが、私はきっと東北が適しています。盛岡の友人にその話をしたら「根暗なの?」って聞かれました。多分根暗なんだと思います。
40代も後半になって、多くのことを口に出して語りたいタイプではなくなりましたし、たくさんのことは語られることにもストレスを感じることも。静かに暮らしたい願望がどこかにあるようで、そんな私は東北がしっくりくるのかなと。
ただ、たくさんの場所を知っているわけではありません。冬の厳しさもわかっていませんし、人付き合いだって本当に上手くやれるのかわかりません。暮らし始めたら「思っていたのと違う」となる可能性も高いのは理解しています。
だから1〜2年の期間限定で東北で暮らしてみたいなと。その前にどこで暮らすかを決める旅に出かけようかと思います。まずは冬の厳しさを体感するために、宿の仕事が終わって、愛媛マラソンも走り終えた2月後半に2週間ほど。
宮城、岩手、青森、秋田、山形の順に回ってみます。福島は東北とはいえ関東の色が濃いので除外。3日ずつ回れば15日。ハダシストとしての奥の細道ですね。寒いのが苦手なので歩いて回ったりはしませんし、俳句も読みませんが。
本当は台湾に2週間と思っていたので、もしかしたら予定を台湾に変更するかもしれません。ただ、今のところ東北が優勢。12月に台湾に行ったら「やっぱり台湾に」となるかもしれませんが。台湾も1度は暮らしてみたいんですよね。
こうやって行きたい場所、暮らしたい場所がたくさんあるのは幸せなことです。一方で「ここでは暮らせないかな」という場所もあります。ここで挙げるといろいろ失礼になることもあるので、あえて書きませんが、どうにも相性が悪い場所というのがあって、きっとそこでは暮らせません。
もっとも、本当に最適な場所にはちゃんと導かれるんだと思っています。東北も台湾もしかるべきタイミングで導かれて好きになっていきました。きっとそのタイミングでもないときに行くと、そこまで好きにならなかった可能性があります。
いずれにしても、まずは東北(もしくは台湾)に行ってきます。マラソンでないタイミングで旅をするなんていつぶりでしょう。それも2週間となると人生初かもしれません。もっとも伊豆高原も北海道も旅みたいなものですが。
問題は資金をどうするかですが、こういうときのために取っておいたお金がありますし、仕事しながら旅をするのできっと安宿が見つかれば大丈夫なはず。さすがに冬の東北で野宿というわけにはいきませんが、レンタカーという選択肢もあります。
とりあえず、宿の仕事が終わったあとのことがぼんやりとですが見えてきました。そして50代、60代をどう生きるのかについても。2024年はそれに向けて舵を切る年にするつもりです。その第1歩が東北になるか台湾になるか、しばらく悩んでみようと思います。