納期を絶対に忘れないスケジュール管理術【初心者ライター必読】

ライティングの仕事をしていると、複数のクライアントから仕事の案件をいただくことになります。人によって仕事の受け方は違いますが、わたしは同時並行でいくつものライティングを進めます。

Aというクライアントの案件をしながら、BやCというクライアントの仕事もこなします。このメリットはクライアントを待たせないということですが、デメリットとして、どの仕事がいつまでに終わらせればいいのか見えなくなるという問題があります。

わたしもライティングを始めたばかりの頃には、何度か納期忘れをしてしまい、徹夜作業をして翌日午前中までに納品で許してもらったことがあります。そして気づいたのは、きちんとスケジュール管理をしなくてはいけないということでした。

そこで、ここではわたし流のスケジュール管理術をご紹介します。

目次

ひと目でわかるようにシンプルに

わたしは会社員時代からスケジュール管理が苦手でした。というよりもほとんどまともにやったことがありません。機械設計という仕事をしていたというのもあり、スケジュールなんて大雑把に把握できていればOKですした。営業さんのスケジュール帳を見て「大変だな」と思ってたくらいです。

でも個人事業主は、自分でスケジュール管理をしなくてはいけません。そうなってくると、アプリを使って管理するのがラクなのですが、わたしは時代の流れに反するようにMacのNumbers(OfficeでいうところのExcel)を使っています。

上記の画像がそのスケジュール管理票ですが、毎日どれくらいの仕事をやらなくてはいけないのかがひと目でわかるようになっています。

基本的にはこれくらいのスケジュール管理でかまいません。仕事を請けたときにスケジュール表に書き込めばそれで納期を忘れることはありません。とてもシンプルですが、自分の中では画期的なアイデアでした。

これを導入してから、納期忘れをしたことは1度もありません。もう徹夜作業をすることもほとんどなくなりました。

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スケジュールを組むときのポイント

ライティングを始めたばかりのころは、1日にどれくらいの文章量を書けるのかわからないので、スケジュールを組みにくいかもしれません。そういう人は次のことを意識してスケジュールを組んでください。

  • 1日の作業量は1時間で書ける文字数×6
  • 1週間に1日だけ仕事を入れない日を作る
  • 基本的に休みなし

それぞれのポイントを解説していきます。

1日の作業量は1時間で書ける文字数×6

ライティングの仕事をはじめると、自分が1時間で何文字くらい書けるかがわかってくるはずです。案件にもよりますがおそらく1000〜2000文字といったところでしょう。その文字数を6倍したのが1日の仕事量です。

6時間しか働かなくてもいいの?と思うかもしれませんが、実際にやってみると8〜10時間の作業量になります。ライティングというのは集中力もいるので、1時間に2000文字を書ける人でも、フルタイムの8時間作業で12,000文字程度しか書くことができません。

また、ある程度のバッファがないとイレギュラーなことが起きたときに対応できません。作業を開始してみたら、思った以上に情報収集に時間がかかることもありますので、1日の作業量はこの程度にしておきましょう。

余裕があるという場合には、自分メディアで発信するなど、ストックの時間に充ててください。ストックの考え方については別記事を参考にしてください。

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1週間に1日だけ仕事を入れない日を作る

最初の頃は不安になって、スケジュールを詰めたくなりますが、これが自分を苦しめることになります。必ず1週間に1日は何も仕事を入れない日を作ってください。その日は休みというわけではなく、溢れてしまった仕事の受け皿にします。

ライターによって考え方は違いますが、わたしはランナーということもあり睡眠をとても重視します。しっかり寝ないといい文章は書けません。だからきっちりと睡眠時間を確保するのですが、そうするとどうしてもスケジュールどおりに進められなくなることがあります。

そういう日のためにバッファとして1日確保しておけば、何かがあっても対応できるというわけです。

基本的に休みなし

個人事業主に休みはありません。むしろ、人が休んでいるときに働くのがライターという働き方です。基本的な考え方として365日、起きている時間のすべては仕事の時間だと考えてください。

これをどこまでストイックに追い込めるかが、ライターとしての成功の鍵を握ります。

もちろん、たまには仲間と飲みに行くこともありますし、わたしの場合にはマラソンのために遠征に行くこともあります。そういう時間でも隙間を見つけては仕事をします。基本的に人生で仕事ではないのは、仲間と一緒の時間を過ごすときだけです。

食事の時間ですら情報収集に使います。

そんなの耐えられないという人もいるかと思いますが、耐えられないなら別の仕事を探したほうがいいでしょう。フリーランスで働くというのは、休まずに働き続けるという意味です。少なくとも駆け出しの頃は。

休みを手にしていいのは、安定した収入を確保できるようになってからです。ライティングの仕事は書いた文章の量だけ成長に繋がります。書かないことにはいつまで経っても底辺ライターのままです。人生の中心にライティングをおいてください。

仕事を安定化させるのにスケジュール管理は必須

ライターにとって納期忘れは切腹モノのミスです。それを起こさせないようにするには、スケジュール管理は絶対に行わなくてはいけません。これをしないと確実に納期忘れをやらかします。

スケジュール管理は面倒だと思うかもしれませんが、ExcelやNumbersで簡単にできます。大事なのはきちんと自分の仕事量を把握すること。そして仕事を詰め込みすぎないことです。

スケジュール管理をしっかりと行えば、仕事の依頼が会ったときに納期をすぐに答えられますし、自分のストックを作るための時間も確保しやすくなります。プラスになることしかありませんので、これからライティングを始めるという人は、自分流のやり方でかまわないので、必ずスケジュール管理を行うように心掛けてください。

もう少し具体的なスケジュール術を学びたい人は、下記書籍を参考にしてみるといいかもしれません。心理学をベースにしたスケジュール術ですので、無理のないスケジュールを組めるようになります。

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