書くことに困らない1日の過ごし方【ブログを毎日書くためのルーチン】

働き方改革によって残業時間が減っただけでなく、残業代も減ってしまったということで、副業のひとつとしてブログが再び脚光を浴びつつあります。文章を書くだけでお金になるわけですから、美味しい副業のように思えますよね。

実際にはブログ運営で稼ぐには、かなりハードワークが求められますが、ほとんどの人がハードワークになる前にやめてしまいます。なぜなら書くことがなくなってしまうから。好きなことを書くにしても自分の知識には限度があります。

でもブログを毎日更新している人もいます。それも日記のようなものではなく、かなり密度の濃い読み物を連日アップする。どうすればそのように毎日ブログを更新できるのか気になりますよね。そこで、ここではブログネタに困らない1日の過ごし方について解説していきます。

目次

インプット・考える・アウトプットの3段階をルーチンにする

書くことが見つからない。これはブログを始めた人なら誰でもぶつかる最初の壁です。自分の知識だけでブログを書こうと思うと、かなりの発想力がないと長く書き続けることはできません。だから、普通の人が継続するにはきちんとインプットをしなくてはいけません。

ただインプットをしただけでは、オリジナルの記事を書くことはできません。ですので、次のプロセスを行ってください。

  1. インプット
  2. 考える
  3. アウトプット

インプットをして、それについて深く考える。そのことについてブログを書けば1日3000文字くらいのブログ記事は簡単に書けてしまいます。ポイントはこれをルーチン化することです。どうルーチン化していくのかを、項目ごとに解説します。

インプット

会社員なら、朝の通勤時間にインプットとして情報収集を行います。ニュースサイトで自分の得意分野についての記事をチェックします。このとき気になった記事を自分のブログの元ネタになります。例えばわたしの場合には、マラソンやランニングが情報収集の対象になります。

Googleで「マラソン」と入れてニュースを検索します。そうすると次のような検索結果がでてきました。

これだけでネタになりそうなものがいっぱいありますよね。まずはひと通り目を通します。そうすると1つは自分の心に引っかかる記事が出てくるものです。まったく何も感じないならライターとしてののセンスがないので、ブログを書くのは諦めたほうがいいと思います。

説明のために、ここでわたしに刺さったのは「コース変更なし 東京パラマラソンは見どころ満載」という記事だったとします。

元ネタが決まれば、次のステップは「調べる」です。とにかく調べないことにはブログは書けません(日記を書きたいなら別ですが)。この段階では事実だけを集めます。まずは上記記事からわかることをリストアップします。

  • パラリンピックのマラソンは東京で行われる
  • コースは当初の予定通り
  • 開催日:9月6日
  • スタート時間:6時30分
  • 種目がいくつもある

ここまで書かれているので、自分で調べなくてはいけないことはかなり少なくて済みます。調べることは、自分が疑問に感じたことです。

  • 種目の詳細
  • 種目ごとの世界記録とオリンピック記録
  • 有力日本人選手
  • 当日の平均気温

わたしだったらこれくらいは調べます。ここまでがブログを書くための前段階で、できれば会社に着くまでに終わらせておきましょう。

考える

ブログを書くうえで大事なのは考えるというプロセスです。自分の集めた情報をベースにとにかく考えます。例えばすぐに思いつくのが下記の2点です。

  • なぜオリンピックは札幌でパラリンピックは東京なのか
  • 応援に行くならどこで観るのがベストか

どちらを選ぶかによって、ブログの道筋が変わってきます。情報収集をした段階で、自分が何が気になり、何を伝えたいのかをある程度イメージできると思いますので、それについてとにかく自分の中で深堀りしていきます。

その過程でまた調べることが出てくるかもしれません。深堀りしていくともっと別の疑問につながることもあり、その場合には記事の方向性が大きく変わることもありますが、大事なのは自分なりに理解を深めるということです。

その考え方が合っているかどうかは重要ではありません。熟考することで自分なりの意見を作り出すことが、オリジナリティのあるブログを書くための基本となります。個性のあるブログでないと集客はできないので、無難な思考にする必要はありません。

考えるのは仕事の休憩時間や昼休み、帰宅の移動時間などを使いましょう。職場の人との何気ない会話を活用するのもおすすめです。「パラリンピックのマラソンって興味ある?」といった感じで話をすれば、それが取材にもなりますし、新しい気付きにもなります。

アウトプット

会社員の場合には、アウトプットは帰宅してからになりますよね。でも、ここでもう何を書いていいか迷うことはありません。あとは構成を決めて書くだけです。構成は「起承転結」でかまいません。

起:気になった記事の要約と補足
承:なぜ気になったかの説明
転:自分がどう考えているかを展開
結:まとめ

この文体を意識すれば、読みやすい文章にはなります。気をつけるポイントは2つあります。

  • コピペしない
  • できるだけポジティブなまとめにする

コピペしないはブログの基本中の基本ですが、引用もしないほうがいいです。上の例ですと「今朝の日経新聞の記事にこういうことが書いてありました」と前を気をして、パラリンピックのマラソンは東京で開催されるということの要約を書きます。そのときに自分で調べたことも補足で入れます。

マラソンのコース画像を使いたくなりますが、それもNGです。著作権フリーの画像でないなら絶対に使わないことです。

承と転は自分なりの展開でかまいません。リズムよく書くくらいでしょうか。ここが個性の出しどころですので、自分らしく書いてください。

気をつけなくてはいけないのが、まとめの部分です。ここでネガティブなことを書くと読んだ人も書いた人もハッピーにはなりません。「オリンピックのマラソンも東京でやるべき」みたいな論調になったとしても、「本当に危険なのか自分で走って確かめてみようと思う」のようなオチをつけます。

批判だけで終わらせないことを心がけてください。批判をするなら代案を出す。こそれによって書いたものに深みも出てきます。

[adchord]

慣れてきたらすべてを書きながら行える

「インプット・考える・アウトプット」を1日のルーチンにすれば、ブログ記事を1本書くのなんて簡単にできるようになります。それもオリジナリティがあって、読み応えのあるものになります。

ただ、面倒だと思う人もいるかもしれません。安心してください、この流れを1日かけてやるのなんて3ヶ月から半年くらいの期間だけです。それだけ書き続ければ、書きながら3つのルーチンを行えるようになります。

3000文字のブログなら、1〜2時間程度で書き終えられるようになります。もちろんクオリティを落とさずに。書くべきネタはどこにでも転がっていますし、普段の生活の中でも、自分の心に引っかかりやすくなります。

3ヶ月から半年を耐えられるかどうかが、ブログを継続できる人とそうでない人の分かれ目になります。ただ、このルーチンさえ身に着けておけば、どんな分野でもネタに困ることはありません。

情報収集はニュースだけでなくTwitterでもいいですし、有名人のブログでもかまいません。とにかくアンテナを張る習慣をつけて、そして自分なりに深く考えるようにしましょう。世の中にある情報が尽きることはありませんので、ブログネタも絶対に尽きません。

書くことがなくて困っているという人は、騙されたと思ってこのルーチンを取り入れてみてください。

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