プレイヤーでありたいというわがまま【ずっと働き続けるために】

いいタイミングで宿直に呼んでもらえて、しっかりリフレッシュできました。自分でもわかっていましたが、煮詰まっていたところだったので、久しぶりに新鮮な空気を吸えて新しい気持ちで北海道の仕事と向き合えそうです。やっぱり私にとって環境を変えるのは大事。

そういう伊豆高原の宿も清掃以外は1人でやってるから大変。GWは手伝いに行けますが、気軽に週末行けるという状況ではなく、早い段階で神奈川に戻ってきたいところです。そのためには北海道の人員を増やさなくてはいけないのですが、それはもう少しかかりそう。

ゆっくりとではありますが、アルバイトスタッフさんも増えつつあり、あと2〜3ヶ月でそれなりの体制になるとは思います。7月末で抜けられたら、8月は全部宿の手伝いに使えるわけで、そうなるといろいろ丸く収まります。少なくとも私が現場にいなくても回るように。

自分のことを棚に上げて言うのはなんですが、みんな働きすぎです。特に仕事ができる人ほど自分で抱えてしまい、寝ても覚めても仕事のことばかり。それってある意味素敵なことなんですが、本当にそれが幸せかどうかは人のよって正解が異なります。

私なんかはずっと働いていたいタイプ。ただ、ひとつのことだけではなく、あれもこれもやって忙しくしていたい。同じ働き方をずっと続けられる人間ではなく、組織の中に居続けると息苦しくなるので、できるだけ1人で仕事をしたいんです。

今は組織で働いてもそこまで息苦しくないつもりだったのですが、どこかで無理していたのは伊豆高原にやってきて気付きました。宿直の仕事もやることが多くて大変ですが、いちスタッフなので、体を動かしていれば状況は確実に前に進むという気軽さがあります。

私が自分で会社を起こしたりしなかったのは、やりたいことがないからというのもありますが、やっぱりプレイヤーでいたいんです。そのためには監督がしっかりしている必要があります。今の私は選手兼コーチみたいな立場で、純粋に楽しめていないし自分を活かせていません。

もっともそんなことは同世代のみんなは10年前に通ってきた道で、いまだにプライヤーにこだわりたいなんて身勝手だというのは理解しています。管理側の仕事は人並みにはできますが、指導とか本当に苦手。これは20代の頃から言い続けています。

やる気がある人をサポートすることは嫌いではありません。私の経験やノウハウなんていくらでも提供します。実際にこのブログではそれをしていて、基本的には本音で言葉を綴っています。思考が目まぐるしく変わるので、朝令暮改が多々あるのはご愛嬌。

でもやる気がない人、向上心がない人を引き上げたいとは思わない。組織で上に立つ人間は、そういう人をいかにしてやる気にさせるかが求められますが、やる気がない人をやる気にさせるのって、それはエゴだと私は思うので。だって自分だってやる気がないことを「やれ」と言われるのは嫌ですし。

そもそも、やる気なんていうのは数値化できるものではなく、論理的に説明できるものでもないので、それを誰かに求めるというのは無理というもの。だから私は切り捨てるという選択をしてきました。それはこれからも同じで、だからひとつの組織に留まるつもりはありません。

遊牧民みたいなものです。置かれた環境に適応しながら、自分にとって居心地のいい場所を探す。ときには間違った選択もします。でも、その経験も後になって活かせるのが人生。なので今はたくさん経験を積む期間。苦手であっても経験して、たくさんのことを吸収する期間だと考えて、今日からまた仕事と向き合うことにします。

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