戻ってきてからの激務をこなし、1ヶ月ぶりに鶴巻温泉の五郎兵衛さんへ。1ヶ月に1回しか行ってないのですが、対象に覚えてもらえているのがありがたい。同じランナーなので、いろいろ大会の話を聞くのが面白いので。
こういうお店が残ってもらわないと困るので、わずかながらの売り上げ貢献。こういうのって北広島に行ってから学んだこと。私は人のためにお金を使うのが好きですが、お店のためという感覚はこれまでになく、それを教わったのがいまの職場。
そういうのって、お金を払っても教われないことで、どれだけいい上司や先輩に恵まれるかによって変わってきます。そういう意味だと、私は節目節目に「この人は」と思える上司に巡り合うことができ、今の私を形成するきっかけを与えてもらっています。
こういうのは縁ですし、そういう上司に巡り合わない人もいますし、巡り合っても「うざい」くらいにしか感じない人もいます。そこは感受性の違いなのかもしれませんが、私はクセのある人が好きなので、これはチャンスと思うわけです。
そして、それはちゃんと人間関係に影響を与えます。人間なんてシンプルな生き物で、こちらが興味を示せば、相手も同じように感じてくれます。赤ちゃんや幼児と遊ぶのが好きだという人は、なんとなく理解してもらえるような気がします。
逆にこちらが構えると、相手も構えて関係性は深まりません。私の場合、構える前に背後から思いっきり殴られたので、もうその人たちに心を開くつもりはありませんが。背後から殴られて後ろを向いたら、前から殴られたというのが現状。なかなか悲惨な状況でしょ?
その中での腰痛なので、きっとストレスも影響しているんだろうなとは思っています。もちろん根っこには根本的な問題があるのですが、ストレスが傷口を広げているという感覚。実際に伊豆高原に行って、当たり前のことを当たり前にする人と一緒に働いていると腰の痛みはなくなります。
その流れで自宅で仕事していても、北広島で働いているときのような腰の重さはありません。もっとも伊豆高原に向かう10時間のうち9時間くらい座りっぱなしなのが、腰を休めている可能性もあるので、断言はできませんが。
そえれはともかく、働く環境というのは大事だなと。私は上司や先輩に恵まれてきましたが、そう思うのは彼らがみんな厳しさを持っていたから。決して過保護にされたのではなく、むしろ崖から落とされるような経験を何度もしてきました。
そうなると「やるしかない」と考えるようになるんです。ビジネスにおいて「できる」「できない」で語る人がいますが、彼らの前では「できない」も「できる」もなくて、「やる」しか選べませんでした。これはかなり厳しいことです。
でも、そうやって鍛えられてきてよかったなと今なら思います。なんせ、ビジネスにおいてできないことなんてひとつもありませんから。彼らが私の甘えを消し去り、与えられた課題に対して真摯に向き合うことを教えてくれたわけです。
その結果、どこの職場でも私は私でいられて、それなりに重宝してもらえるようになったわけです。そこはもう感謝しかありません。そんなことを鶴巻温泉で生ラムジンギスカンを食べながら思っていた金曜の夜。ジンギスカンはどこで食べてもジンギスカンでした。