有料版 ChatGPT「ChatGPT Plus」を導入してみた

ライティングの仕事でChatGPTを使う機会が増えてきたのですが、無料版だと情報の精度が低いのとさまざまな制限があるのが面倒になって、有料版である「ChatGPT Plus」を導入してみました。まだ1日しか使っていませんが、20ドルの価値があると思ったので、所感などを書いておこうかと。

正直なところ、数年後にはライティングの仕事はすべてChatGPTに奪われるけど、しばらくはまだ稼げると思っていました。その考え方は変わっていないのですが、そこから生き残るのに大事になるのがChatGPTを使いこなせること。

たとえばChatGPTを使って記事を書けるようになる。書くのはChatGPTなので、正確には編集するのが私の仕事になります。そして精度の高い記事を書くために、構成や記事の方向性を決めるのも私たちライターの仕事になります。

きっとそろそろ「ChatGPTを使って文章を仕上げてほしい」なんて依頼も増えてきます。そうなったときに使いこなせていないのでは職を失います。だから制限の少ない有料版を導入して、ライティングにどんどん活用していこうかと。

これで作業効率が1.5倍になれば、収入も安定します。ただ、どう活用するかはこれから考えることになります。RUNNING STREET 365でコラム記事を書いたりするのもいいかもしれません。ただ、このブログのように私の頭の中を書き出すのには使えません。

そう考えると、ChatGPTも完璧なツールではありません。おそらく小説を書くことくらいはできるようになるはずです。10年後にはChatGPTが書いた漫画が注目されるようになるはずです。5年もしないうちに、映画の台本くらいは書くような気もします。

ただ、有料版にして感じたのは、私の見通しが甘かったということ。おそらく私の想像の3〜5倍の速度で進化しています。映画の台本なんて今年中にできるかもしれません。いや、すでにその台本で映画を撮っている監督さんもいるはずです。

AIが書いた小説が出るのもそう先のことではありません。AIにできないのは、このブログのように人間の頭の中を書き出すことくらいです。ただ、ここで書いているような文章に近いものはいくらでも書けるようになります。それが現実に経験したことかどうかは別として。

とはいえこのブログだって、自分の書きたいことを箇条書きにして、それを元にブログ記事を書いてもらえるようにはなるはずです。それは間違いないことなのですが、問題は世の中にそんな文章が溢れてくるということです。

もうすぐ記事なんて無限に作れるようになります。おそらくブログ全盛期を超えるペースでインターネット上の情報が増えていく。そうなると本当にライターの仕事はなくなります。ただ、消費されるよりも生産される方が増えるので、情報発信する側が稼げなくなってくる。

そんな未来が5年後にやってくるとして、私はどこに立ち位置を取るべきか。これがここからしばらくの課題となります。そのためにもChatGPTを知っておく必要があります。そして、先読みをして自分だけのポジションを築いておくこと。

それが何なのかはまだわかりません。もしかしたら手書き小説みたいなものかもしれません。ただ、悲観的ではありません。藤井聡太さんがAIを超える一手を打つように、AIに負けないライティングのやり方もあるはずですから。それを探すのも楽しそうじゃないですか。

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