フリーランスでもきちんとしていれば仕事が途切れることはない

ライティングのクライアントに神奈川へ戻ってきたことを伝えたら、依頼したい追加案件があるとのこと。こうやって仕事をいただけるのはありがたいことです。しかも8月は宿の仕事も当初の予定よりも入る可能性があり、なんやかんやで忙しい夏になりそうです。

それでいて、新しくやりたいこともあるのでハードな日々になる予感しかありませんが、それは望むところです。まずは万里の長城マラソンの受付を開始すること。そして、RUNNING STREET 365の情報量を増やしてアクセス数を伸ばすこと。本当は毎日3記事くらい書きたいところです。

やりたいことだけをやる。これは本当に重要なことで、それができる環境に戻ってきたんだと初日から実感しています。北海道も仕事自体は楽しかったのですが、違うところでのストレスが大きくて、心から楽しいと思えない時間が長すぎました。

そういう経験をしたから、いまの環境を良いと思えるわけで、何事もやってみることは大切だと実感しています。やらずに「無理」としていたら、いつまでも同じ場所から抜け出せません。挑戦には失敗が付きものなので、恐る気持ちはわからなくもありませんが。

もっとも私の場合、失敗を悪いことだと思わなくなったので、いまは何も恐れずに前に進んでいます。若い頃はそこそこ臆病で、虚勢を張るために強い自分を演じたりもしましたが、いまはできるだけ爪を隠そうと。爪を見られていいことなんてひとつもないので。

仕事ができる人だと思われるのは気持ちがいいのですが、それだけ負担も増えていきます。いろいろ頼まれごとも増えていき、場合によっては責任も生まれます。若い頃はそれを嬉しがっていましたが、責任は人生を謳歌するときに足枷にしかなりません。

もっと無責任でいいし、もっと適当でいい。ただし、当たり前のことをきちんとすることが大前提ですが。やるべきことをきちんとやっていれば、仕事はもっと適当でいいんです。いや、実際には適当にすることはありません。ただ、しっかり者だと思われない方がいいこともあるという話です。

みんながいい仕事をする環境、能力を正しく評価する仕組みがある環境なら、しっかり者として働くのにはメリットがあります。それだけリターンも期待できるので。フリーランスもそうですね。きちんとやらないと次に繋がりません。そしてきちんとやれば、自然と収入も上がります。

でも、会社員の場合は仕事の出来が必ずしも収入につながるわけではありません。むしろ労力に対するリターンは能力の高い人ほど下がります。アルプス技研の頃がまさにそれで、三島から藤沢まで会議のために毎月通って、それに対する手当は1,000円。残業代も出ませんでした。

私は基本的に賃金に対しての執着はないタイプだと思っているのですが、仕事に見合わない場合には不満を感じているのかもしれません。ライティングでも1文字1円見たいなのはもう受けていませんし、時給は関係ないとはいえ、今回の北海道も仕事内容に見合うものではなかったのは事実。

そこにこだわるのはやはり派遣で働いてきたことが影響しています。派遣だけでなく、フリーランスも単価と評価はイコールです。安い単価の提示は、能力に対する評価の低さになります。低く評価されるならそれに見合った仕事だけしておけばよかったのですが、つい出しゃばってしまいました。

いずれにしても、8月は正しく評価してくれる人、信頼できる人と仕事ができるので、だいぶ気が楽です。そこに甘えてしまわないように気をつけなくてはいけませんけどね。もう、お店の前でPOPを掲げているだけでお金が入る環境ではありませんから。

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